Great Britain


  W杯よりもF1の方がおもしろいぜ!というわけにはいかなかったシルバーストン。勝った人が云々ではなくて、22台も走ってて全然バトルがないってどうよ。いや、あったのかもしれないが2週間後に覚えてられるほどのバトルはなかった(断言)。振り返ると元アイドル英国の似非紳士ジェンソン・バトンがあまりにもいいとこなしで逆に目立っていたことくらいかしら(…)。ばっちんはもう今年を一言で表すなら『最悪』だろうね。いいとこないくらいならまだしも、明らかに悪いとこばっかり(爆)。ここまで”卒がない”感がないジェンスも久々です。淡々と入賞することに関しては右に出るものがいなかったあの頃が嘘のように火を噴いたりロリポップマンに頭はたかれたり、予選の第一ピリオドで落っこちてみたりと間違った方向に忙しい男に成り下がってしまったばっちんの今後が心配です。HONDAのプリンスはHONDAと心中せねばならないのでしょうか。そうだな、王国が崩壊してのうのうと生き残ってる王族なんて聞いたことないもんな・・・。王国の没落はすなわち王家の没落であり、プリンスと呼ばれた以上ばっちんは潔くHONDA王国と心中せねばならないのです(何)。

  今回一番目が覚めたのはBMWの躍進でした。びっくりしたよ。BMWってそんな良かったっけ?と思わず首をひねるほどにあっさりと予選最終ピリオドまで進んでいまして、BMWとウィルがいまだにごちゃごちゃになりかけると「いい方がウィル」で認識していたのをちょっと改めなくちゃ、とか思った次第です。ところでふぃじこ、まっさん、もんた、ばっちん、にっくん、まーくん、やるのん、らるお・・・と今思いつくだけでこれくらいは平仮名表記なほど私の中でドライバーの名前は平仮名で発音されているのですが、例外がいくつかありましてその一人がJVだったりします。ジャックとすら滅多に表記しないほどにJV一筋(何)。いえね、なんかかっこよくありません?このJVってイニシャル(興奮している)。無駄がなく簡潔でどちらも一筆書きで書ける。あーいい(落ち着け)。ちなみにもう一人アルファベットのイニシャルで表記したくなるのはあの男、DC。JVには及ばないものの2位としてはすばらしい(もはや何を語っているのかわからない)。

  えーっと、それで何でしたっけ、レースの話でしたね。
  スターティンググリッドは非常に珍しい(と今期は思えてしまう・悲)フロントローにキミ・ライコネン、PPはアロンソというオーダーです。アロンソ坊やと兄貴の真ん中に最後の最後でぐさっとね、いい音立てて割り込んでくれまして何だかとても嬉しい桜莉さんです(兄貴ファンじゃないのかよ)。何しろ今年はとんとキミたんのねむねむインタビューにありつけてませんから、少々ライコネン語が不足してた感があるのです。F1におけるドライバーの英語とは、アロンソ語だったりシューマッハー語(兄弟まとめて)するわけですがアロンソ語の対極にキミたん語があると位置づけております(勝手に)。アロンソ語は少々摂取しすぎた感がありますから、キミたん語を浴びて中和しないと体調崩しますからね(お前だけだ)。えーっと、それでレースの話でしたね(あんまりやる気ないらしい)。

  さて、スタートです。スタートの良い二人ですから順位は変わらず、3番手にスタートの下手な人がいますが隣が隣なのでそこも順位は変わらず。なんだかこの先のレース展開を予告するかのような淡々としたスタートです、イギリスGP。とか言ってたら、スピード君がらるおに突っ込んでらるおは一人で散るのはかなわんとばかりにまーくんを巻き添えにしてます。初っ端からSCです。もうなんでもいい、キミたんがアロンソ坊やをぶち抜けるなららるおが早々と消えたことも報われよう!とそれ、らるお本人もトヨタも絶対思わないよねという心境に至る桜莉さんですが、そんなに上手いこといかず徐々に逃げ出す眉毛王。
  母国であっさりダメダメ6に入ったばっちんは珍しくガッツを見せて(いや、基本無理しない子じゃないですか…さりげなくいつのまにかスマートにポイント拾うタイプっていうかね)追い上げてますが、追い上げてますがって書きながら誰をぶち抜いてあがって来たのかは思い出せないわけですが、ともかく追い上げていたようです(注:このレポはレース終了後1月ばかりを経て生み出されました。記憶はとても不確かです・爆)
  まぁ、10周持たずにリタイアしちゃあね、そら追い上げた事実なんて1ヶ月もすれば忘れるわな。ということで、全くいいとこ無しでジェンスはリタイアです。とりあえず王子っぽいお手フリをしていたような気がします(適当だな)。そろそろ地上波の扱いも邪険になって来ました、HONDAのプリンス。女王陛下のSPEEDスターなんて極力ジャパンと関係無さそうなキャッチコピーを連呼されております。
  明暗分かれたイケメン組で無駄に絶好調なのはニックですよ、キミたんよりも輝きを放っているにっくん。暫定2位なんて走っちゃってます。
  とか言ってるそばからこれがまたピットでミスられるんだな(乾いた笑い)。

  後は皆さんご覧の通り、キミたんを兄貴がピットストップ絡みで抜いて2位になりました。アロンソ坊やとの差がミニマムで良かったね、マクはもうぴりっとする気配がないね、と言った感想を持ったくらいでほんっとうに眠かったシルバーストン。えーっと、誰かオーバーテイクとかしましたっけ?
  表彰台の3人も並び順も、レースのぐだぐだ感も、全てが「あーこーゆーの見た。去年も見た。」ってな感想しか持てないくらい印象の薄いGPでした。これ、1年後にはどこのレースか思い出せないに1票(何)。
  

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