Monaco


  どんな波乱が起きようとアロンソ坊やに「だけ」は何の波乱も起こらないフォーミュラワンにもだいぶ慣れてきました、2006年第7戦モナコGP。そして、波乱も何もないレースでも一人波乱に満ちているキミ・ライコネンについては、波乱三昧のレースで何が起ころうともはや驚くという余地が残されていないという有様です。奇跡のオーバーテイクをかました後にトップ独走中に突然謎のスローダウン、とかいう展開でも驚かなかった自信があります。たぶんキミたん本人もそうだと思います(爆)。なんだあの無駄に慣れた対応は。その前のまーくんが派手にキレてたので余計キミたんの悟りに入ったような一連のリアクションが際立ってましたね。最後にクルーザーで半裸でくつろいでる姿を見たときにはうっかり惚れそうになりましたが・・・って私何回かこの台詞書いてるな。
  ちょっと旧ブログを調べてきましたら、<その1>ニュルを取り返すようなカナダGP時に素直に感動した時。<その2>フランスGPで珍しく走りが熱かった時。<その3>公式サイトでフィン語を喋ってるのを見た時。<その4>鈴鹿でごぼう抜きで優勝した時。<その5>インタビューを受けていると喋るに連れて目がおねむになっているのに気づいたとき。<その6>レース後ゆでだこ状態で眉毛が90度に跳ね上がってた時。<その7>昨日の一連の行動。
  って、そんだけ「うっかり」惚れかけたらそれはもう「惚れてる」んじゃ?というつっこみを思わず自分に対して繰り出してしまうほどの惚れっぽさです。だって、昨日もさー、国際映像がよく解らないところを抜くなと思ったらトンネルの中を黙々と歩くキミたんがいるわけですよ。メットかぶったままてくてくと。もう一度なんでそんなとこ抜くのかな?と思ったら今度は目をこらすと船上にやさぐれるはまたもライコネンなわけですよ。手元にびんはないにも関わらず、見た人全員が脳内で酒ビンを補ったであろうあの光景。さっきまであそこでレースしてて眉毛をぎりぎり追い詰めてた子がクルーザーで首尾よく酒を煽ってる姿ときたら(だから酒を飲んでたかはわからない)(でもあの状況で飲まないライコネンなんてライコネンじゃないと思う・酷)表彰台でのクルサードと並んで昨日のレースの見所NO.1でした。地上波の無理やりな「VS」なんてお話にならないくらい(爆)。
  
  しかし、昨日の実況は酷かった。眉毛とフィジコを間違えるなんてのはザラで、何か言いたかったんだろうがともかくちょっとかっこつけたことを言おうとすると途端に噛んで日本語に聞こえないし、何より無駄に声を張り上げるのがうるさくてかなわない。こちとら、散々「アナウンサーが騒ぎすぎ」という定評のある(?)バレーボール中継が骨の髄まで染み渡っている身ですが、いままで聞いたどのバレーの実況よりもうるさかった。サッカーの「GOAL!!!!!!!」の雄たけびをエンドレスにやられてる感じ。それより何より「上手いこと言ってやろう」という姿勢がミエミエだったのが一番興ざめでした。視聴者はあなたが上手いこと言うのを期待してるわけじゃない、冷静にレースの進行状況をフォローしてほしんだよ、と。更に解説はマッチ。今年に入ってから何度さt(以下自粛)。まぁ、そんなマッチなわけです(どんな)。もうあれだな。SAF1にでもスタッフとして参加するといい、君は。そんでもって更にフジで盛り上げればいい。そちらのお祭り騒ぎの方がよっぽどマシだと思うくらい放送席にいるマッチがウザい(苦)。
  ジャニと組んで番組成り立たせて来たようなバレー中継で育った人間ですから、こういうスポーツ中継にジャニ含むアイドルやらモデルやら俳優やらが出てくるのには免疫があるので「あんま解んないけどお仕事」的な態度にはそれほど不快感はないんですよ、個人的には。昨日の優ちゃんなんかはぽそぽそと情報を読み上げててあの中では一番お役立ち感があったくらいですし、永井に至っては今年ずーっといるのかいないのか解らないし(爆)。それが、マッチに関してはよく喋る分逆にカチンとくるというか、「おまえ、舌の根も乾かぬ内に!」と首元ひっつかみたくなることが多いんですよね(苦笑)。フジの「バトル(偽)」のほとんどはこの人が意図的に捏造してんじゃないか、という気がするし。(昨日の琢磨の反応との温度差はある意味見ものでしたが。ところで琢磨は去年いい車に乗ってて厳しい目で見られてたときより今の方がよっぽど冷静だし落ちついてますよね。モンタニーの登場に変に焦らずこのまま行ってくれるといいな、と。そういう意味では実は名前にダメージを受けたわりにはSAF1は好きらしい>自分)
  で、なんだっけ、マッチか。あなたの後輩のPちゃんとかの「やる気の無さ」を少し学んでください。あれぐらい黙っててくれていいです。っていうか私としてはキンキの良く踊る方と代わってくれた方が嬉しいんですが。少なくともあなたほど余計なことは喋らないだろうと思うんですがどうでしょう、ジャニーさん。プライベートでベルギー行ってる暇があるなら地上波に顔出してくれ・・・。
  永井大は去年うきょーさんに無視られまくって学習したのか今年は異様にお利口さんですから、いっちょ右京さんにマッチの話をさくっと無視してみてもらう、という手もあるかも。「そうは言っても相手はアロンソだから〜」なんて真面目に正論で訂正してくれるのもいいですが今度は「聞こえないふり」でよろしく。

  とまぁ、音量を思わず絞りたくなるモナコGPでしたが、それよりも摩訶不思議なのは「ここはモナコ、決して抜けない!」とさんざん煽ったそばから「悲しみの皇帝、最後尾から巻き返しを狙います!」・・・ハイ、ムリデショ?そのくせ、「バトン、12周守ってます」という優ちゃんのバトン自慢の報告に「それくらい守るのは簡単、だけど抜くのは難しいモナコ」と返すしな。私が優ちゃんならカチーンですよ(笑)。ま、その後の散々「ここは抜けない」連発と同時進行で「ミハエルはバトンにつまってちゃね〜」発言がなされるのにきちんとカチンと来ましたが(何の報告だ)。

☆兄貴のスーツはやっぱり変だと思う。っていうか、○○スペシャルに良い記憶はない。  
☆序盤、もしこれでキミが優勝しても、余裕の眉毛は「2位でいいと思った〜」と言うんだろうなと思うと鬱になる。
☆むしろ「1回くらいライコネンに勝たしてやってもいいかー」という余裕すらある気がする(爆)。
☆てっきりあっさり置いていかれるんだと思っていたら、意外と(失礼)まーくんが前2人についていってる。
☆らるおがどこからスタートしたのかも忘れたし、レース中映ってもなかった気がする。
☆つるりさんは恐ろしいまでに不幸だ。直前の無線が「大丈夫、何の問題もないよ。」だったと知ると尚更。
☆眉毛を表彰台から引きずり下ろすどころか、表彰台圏内のメンツが面白いほどに消えてゆく。
☆もはや全ドライバーの運を眉毛が掠め取っているとしか思えない。
☆クルクルは○○スペシャルで初めて成功した人じゃないんだろうか。いつの間に(爆)。
☆らいこがステアリングを投げなかったのはダイヤモンドの威力だろうか。
☆OPから、なんだかうきょーさんがとても疲れている気がした。
☆ニコは新人らしい新人に戻る決意でもしたんでしょうか。
☆というか、ウィルは壊れるときは2台とも壊れてないか?ある意味平等だということの証明なのかもしれないが。
☆フィジコがジャックを抜いたときにルノーのスタッフが喜んでいるのを見て安心した(すげぇ被害妄想だな)。
☆散々動くシケインと化しても自分は表彰台圏内になっていてルビーニョに笑いが止まらない。久々に「エースが目立たないときこそ目立つ」本領発揮中。
☆しかし、なんでペナルティくらうかなぁ!バリ・やるのんと3位は幸薄→幸薄に引き継がれていた。
☆SCで喜んでいた私の思考回路は兄ファンとしてはおかしい。
☆あの時はリスタートでキミが眉毛をぶち抜くことを期待していたらしい。
☆というか、去年の後遺症で最後尾にいた跳ね馬のレースでの巻き返しを信用してなかった。
☆モントーヤ、モンテイロ、モンタニー。3モンがいい加減ごっちゃになってきた。
☆なんだあのマントは!顔の四角さも含めて英国人なのに地でアメコミのDCに全て持っていかれた気がする。
☆「ミハエルは頑張ったよね」まっさんは跳ね馬最強のセカンドかもしれない。ものっそい上目線の発言だ。
☆なんだかとても静かな表彰台だった。シャンパンファイトがなかったから、とかじゃなく。

 地上波のOPは回を追うごとにエスカレートしていますが、いつも尻すぼみなことの方が大問題だと思うのです。盛り上がるなら最後まで盛り上げっているべきだと思いますし、余計なことをしたいなら最後のドライバーズインタビューももっときちんと流してくれなきゃ困ります。とはいえ、難しいことは言ってない。せめて表彰台に乗った後の二人の話も1言くらい聞かせて欲しいんだけどダメかなー?ってくらいです。こんなの可愛いお願いじゃないですか。もう何回か表彰台に乗ってるはずなのにもんたの影が薄いんだよ(泣きながら)!


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