Canada


  予選5位で不服だなんて去年の悪夢をもう一度思い出してみるべきだと思うのですね。
  それよりも、ルノー陣営は跳ね馬を少し買いかぶりすぎだと思います。「わざと遅く走ってる〜」「気をつけなきゃ〜」とおっしゃってますが、ただ単に遅いだけというのも十分有り得ます。でも、こんだけ勝っててもウザイまでに疑り深いあたりが今のルノーの強さなのかもしれない、と思ったり。スペインで跳ね馬が余裕ぶっこいた発言を繰り返してて負けたのを思い出すと、勝者は常に勝って兜の緒を締めよ!と言う諺が頭に浮かんでくるわけです。

  そんな感じで北米大陸第一戦。青と黄色のやかましい車がフロントロー独占であります。わーいフィジコが2位(棒読みで)。そしてルノーに次ぐはキミ・ライコネン、おー2戦連続で割りと良さげなキミたん、すばらしい(棒読み2)。兄貴5位にまっさん10って、まるで去年の跳ね馬みたい☆とかにっこり笑ってしまいますよね、ほんと。あぁあぁあぁー(錯乱中)。あ、駄目なHONDAは久々に二人揃ってQ3まで持ちました。めでたいですね、色々と。赤い車乗ってる人々を応援してる身としては何一つめでたくないけどなっ(悲)。

  ところで、これ結果は1位アロンソ2位ミハエル3位キミなわけですが、ん、フィジコはどこ行った・・・?そして2レース連続で兄貴にしてやられるキミたん。2位がことごとく目前で滑り落ちております。まぁ、北欧のシルバーウルフ殿は「1以外はいっぱい」という数字概念のもとに生きてらっしゃいますので、1位じゃない以上2位でどんけつでもよいのかもしれませんが、マクはそうは思ってないだろうなー。なんだか最近珍しくロンがキミたんを名指しで責めてたりと色々がたがたなマクラーレンです。なんだかキミに切れだしたら終わりな気がするマクラーレン。もんたはいいとして、最後の砦のような気がしていたキミたんとマクの関係までぎすぎすしてきたらこのチームまとまりようがないんじゃないの。よく考えたら、キミたんも今年のマクじゃタイトル争いは無理ってばっさり斬ってましたし、マクラーレンってば、もうばんらばら?

  結構な数のドライバーが中盤以降はふらついたり壁にかすったりと危なっかしい映像が流れた深夜でしたが、今年は「ケベックへようこそ!」の看板の前はあんま流行ってませんでした。みなさん割といろいろなところで消えていかれる。母国GPでいつもの2割り増しくらいは映る+しかも結構いい感じ、だったJVがリタイアしたときには目が覚めました。そら母国では運が悪いのがF1ドライバーという生き物だとしても、お父さんの名前がついてるサーキットならばもうちょっとこう運をばらまいてもらってしかるべきというか、普通の母国GPと同様に不幸であっては悲しいと思うのですよ。しかし、BMWはいいのか悪いのかよく解らないレースが続きます。

  で、このジャックのクラッシュで最後の最後にSCが入ったんでしたね(記憶が曖昧。レース後に「JVは残念だったけど・・・レースは最後に盛り上げてくれましたね!」とジャック本人は決して嬉しくないであろう褒め言葉を頂戴していたのを思い出しました・爆)珍しく眉毛もよろけてたりして、思わず反応してしまったそばから「あーシューマッハひやっとしましたね」頼むよ兄貴・・・人を呪わばなんとやらという反省の元に無心で観戦を再開するものの、これといったこともなく色々よろけてる映像オンパレードという感じでもうそろそろカナダGPも終盤です。と思ったら、後もう数週だっていうのに、片手でたりるってのに!一人本気でぐんぐん走ってるやからがいるよ、なんだあれ。
  いつの間にキミをぶち抜いた?生放送だから間違えてシルバーストンの映像でもまぎれこんだんじゃないかと目をこするも、兄貴が前は事実の様子。あ、リプレイ流れました。最後の最後にキミたんふくらんでおります。何の躊躇もなく憎たらしいほどきっちりとそんな不幸なキミたんを横目で見つつ順位をあげる兄貴。諦めなかったらいいことあるんだね!と言う気にもなりません、この2戦連続の人でなしっぷり。ピットストップで抜かれ、今度はコース上で抜かれ、兄貴に抜かれるために前を走ってるんじゃないやい、俺は眉毛をおっかけるんだい!と思ったか思ってないかのキミたんは蓋を開けてみればまたしても3位に終わることに。1位以外は一緒でも抜かれて3位は不本意であろうキミたんにエールを送っておきたいと思います。

  「諦めなきゃいいことあるんだな!」という願望を確信に変えた大人気ない37歳は勢いそのままにみるみる内に先頭のアロンソ坊やに近づき、ファイナルラップにいたってはほとんど同じ画面に入るまでに近づいてみてました。とはいえ、そこは勝ってるときに車を走らせることに関しては右に出るものは無いほどの安定感を誇るアロンソ坊やですから何事もなく。ポディウムに上がったみなさん、三者三様、実にそれぞれらしいレースを展開しておりました。

  さて、ここで覚えているTOP3以外のことをちらっと書いてしめたいと思います。


  まずはフィジコ。どこへ行ったんだ?と2週間後には謎であったフィジコ君は、スタートでフライングかましてペナルティをもらってました。が、むしろ順位を落とすという何のメリットもないフライングだったのでそっとしておいてやってもよかろうと(反則です)!あれだけわかりやすくしたフライングを罰しなきゃ一体何をフライングとするんだってな感じだったことは忘れたふりをしたいと思います(爆)。
  最後はもんた。スタートのへっぽこな兄貴をあっさりぶち抜き、その調子で超新星ニコまでもぶち抜こうと試みるもあえなく接触。間違った方に突っ走っていたもんたは後日「あれはーニコがどかんのがあかん!ミハエルはえらいからどいた!」と声高にニコたん批判をしておりました。ちょっとは黙って仕事しないと来期どうなっても知らんぜよ。なんだかとっても心配。もんたにはいなくなって欲しくないので(いや、なんやかんやで速いとは思いますし、面白いし)もうちょっと頑張って欲しいものです。

  チャンピオンシップ的には、兄貴はもう「ダメージを最小限に留め」る側にいてはいけないのであまり喜べない2位が続いてフラストレーション。そして兄貴が勝ったところで「いやー僕は2位でいいからーまーミハエルはがんばったらいいんじゃないの、せいぜい」と言う眉毛の姿が目に見えますのでストレスがたまります(苦笑)。眉毛一回リタイアとかしてみないかねー(人を呪わばの教訓をすでに忘れているらしい)。

  ところで、この観戦記の中にジャパンパワーの話って出てきました?HONDAもTOYOTAもどこで何をしてたのかあまりよく思い出せないんですが・・・まぁ、ぱっとしなかったんだろうな(遠い目)。SAF1に至っては参加してたのどうかすらいまいち思い出せないんですが(ひどい)。
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