2006.10.31.Tue.


  まっさんのジンクスは心底知りたくなかったです。
  そんなネタはいらない。どうしたよ、来期のフェラーリコンビは臭いそうだなぁ(酷い)。上は上で浮かれた人事してるし(10年以上もきちっと頑張ってきた俺らお疲れー!みんな無駄に昇進させちゃうよ祭、をルカ会長が率先して開催してるようにしか見えなくなってきた・・・)ドライバーは汚い話をしてるしでこのチーム大丈夫なんですか。面白いけど、面白くていいのかそれで本当にいいのか・・・(特にライコ。キミは浮かれ祭に参加する義務がないのに先陣切ってsh○t発言)。
  それはそれとしてバレーを見忘れました。大山がいないのも2日前に知りました。小山は好きなのでいいです。あまりに対戦相手が素敵で見る気が全くおきないだけです。そして頼むから決勝ラウンドまで行ってくれないと困ります。ニュースでちらっと映ったブラジルにマリが出てたのが唯一の収穫です。ピッチニーニよりはカッチャトーリが好きだったのでイタリアも贔屓がいなくなりつまりません。そしてロシアはもういいんだ・・・。まだ引退はしてないけどもう表舞台には出てこないだろうアルタモノワを思うに付け、シュー兄のファンは幸せだなぁと(おまえもだろ)。あんな「なんだかんだで大団円」を見せ付けて引退できる人というのは本当に一握りだ。特に長いこと第一線で活躍し続けてきた人であんなに幸せに「まだまだやれるじゃん!」と思わせつつ引退なんて本当に稀有だ。いいなぁ、羨ましいなぁ(おーい)。

2006.10.30.Mon.


  掃除・選択・勉学・読書と健康的かつ健全な一日を送っていたので書くことがありません。
  なんかロスも戻る気満々っぽいし、第一トッドがしばらく監督業も続行ってへらーりは大改革ってのがどうもうそ臭いというか、ぐだぐだ人事なんじゃ?という気がしてきてめちゃくちゃ謎ですよ。キミたんホントに引いちゃった、貧乏くじ?爆。だって来期どうもぴりっとしそうにないですよ、ごたごたしてますよシーズン前から来期フェラーリってば・・・。そして若いドライバーを今更、兄貴がタラし込むもといスカウトする意味もいまいちわかんないんですけど・・・だって来期からしばらくあれでいけそうなほど若いレギュラー二人じゃんね?まぁ、一言で言うと、「ようわからん」というのが感想です。

2006.10.29.Sun.


  とりあえず休みすぎて人としてどうかと思う生活を送っていた桜莉さんですが、来週は休講のオンパレードなのでいまいちエンジンがかからなくてもやっていけそうです。
  さて、ようやく第一報が入ってきた兄貴。感想は「なんじゃらほい」としか言いようがないんですが、そもそも「しばらくゆっくりと自分の生活を楽しむよ!」みたいなことは一体どこへ行ったんでしょう(だからあんたと違って兄貴は休みが待ち遠しいタイプの人間ではない)?トッドのアシスタントって一体どのようなことをするのかわかんないんですけど、しかし、アシスタントって体のいい言葉だなー、おい。何してもいいし、何もしなくてもいいポジションな気がするんですがどちらかというと何かやらかしそうな匂いがする兄ちゃん。さりげなく貧乏くじを引いちまったんじゃないかという気がするキミたんの運気含め、フェラーリの来期が気になります。「最近フェラーリ壊れてるけど?」と言う質問に溌剌と「大丈夫だよ☆マクラーレンはもっと壊れてたから!」なんて言ってたキミたんに笑ってしまいました。これは笑うところです。そうじゃないと切なすぎます、この発言は。

  あんみき優勝でしたが先シーズンの女子は誰もミスをしないという超ハイレベルな戦いが多かったせいか、久々の自爆大会がかえって新鮮でした。一番浮き足立ってなかった人が勝った気がします。平常心は自爆大会を制す。助走→ジャンプ→助走→スピン→助走→ジャンプ・・・エンドレス、とつなぎと言うものが存在しなかった演技であのスコアは出すぎな気もしますが、今回そもそもSPが男女ともに暴騰してましたしあんなもんですかね。だって織田っちのスコアが歴代2位でしょ?トリノ以外のプルシェンコを超えたっちゅーことでしょ?それはない(きっぱり)。エミリーの衣装が去年のあんみきのエキシの衣装に似てました。ピンクのホールターでひらスカートはカワイイなー。あんみきはホールター系が一番似合うと思います。去年の衣装は赤もピンクもかわいかった。袖ありはよっぽどデザインが良くない限りなんだか古臭く感じるんだよなぁ。

2006.10.23.Mon.


  昨日の日記はさすがにえらい語り入ってますね。笑。いいじゃん、引退の日くらい真面目に語ってもさー!と思うのですが、思うのですが、この真面目にしんみりと感慨深いため息をつくのと同時進行でこう腹の底から笑いがこみ上げてもくるわけでして、去年の中国GPの後とは雲泥の差です。何しろ、レースが終わった瞬間、私は単純にわくわくしていた。ひどい話、感慨の「か」の字もなかった。今、見たものすごいものに、ひたすらわくわくさせられていた。それは、すっきりとしたいい気持ちでした。最後に残していかれるにふさわしい爽快感。
  正直、一体2006年10月22日に(実際は23日だけど)自分がどんなレースを見たいのか解りませんでした。それが、鈴鹿後のメモに書き付けられた”Whatever happens, I can say YES to your last race!”という言葉に行き着いていて、勝って欲しいのかどうかすら突き詰めるとあやふやになるほど混乱してた。ピットストップでかわして優勝、というレースが最もミハエルらしいとも思う一方、いや最後こそポールトゥウィンと願う気持ちもあり。でも、心の底で見たくて見たくて、最後にもう一度見せてくれるならもう私は何も言うまい!と思っていたのが「鬼スイッチの入った兄貴の走り」。まぁ、いわゆる鬼人の走りというやつですな。それは、でもリスクを願うということと紙一重でもあったわけで、だからなんだかごめん、兄ちゃん。私、応援してるのになんでこんなこと考えてるんだろう・・・とちょっと鬱になりました。
  でもさぁ、これって多分、自然な気持ちだったんだろうね。何しろ、私が兄貴に白旗をあげたのは去年のイモラですから。こんなことができるヤツなら、白旗をあげて応援してもいい!と寝返ったGPがあれだった。だから、最後にいいもの見せてもらってありがとう、という気持ちでいっぱいです。そらつまらないレースでも優勝した方が当人達は嬉しいだろうから、「ありがとう」。
  誰と比べることもない。私にとって、ミハエルとはF1であり、F1とはミハエルでした。彼の走りなど、まともに見たこともない時から。
  それから、しみじみ思ったことは、私はこう愛憎入り乱れるドライバーはいても、基本的にはどのドライバーも好きなんだなぁと思いました。ミハエルがリタイアするのかと思った10周前後、本当に誰が勝ってもいいと思っていた。まっさん母国で優勝もいいと思ったし、キミたんが最後に大穴優勝でも良かったし、アロンソが勝ってチャンプを決めるのも納得できたし、ほんとうに誰が勝っても「おめでとー」という気分だった。来年から、私はこの2年とは全然違うスタンスでF1を見ることになる。それはそれですごく楽しい、フィギュアもバレーも今でもそれなりに楽しいし。なので、来年はもっと馬鹿馬鹿しいレポがさくっとアップされてると思います(いらない)。そして、これだけは言いたい。フィジコはどんな最強セカンドだよ!と少なくとも今期、2回は思ったぞ、私は>アロンソ坊や。そして、フェラーリがここ数戦壊れっぱなしだったのはキミ・ライコネンの不運がすでに跳ね馬に流れてきているのだとは思わないことにします。そんなの切な過ぎます(ははは)。
  モントーヤ、JV、ミハエル。なんかこう、並べたら平和は望むべくもないよな面子ですが、この3人が同時にF1を去るということが一番数奇な気がしないでもない。そして、どの人も、なんで今年が引退だったのかやっぱり桜莉さんにはいまいち解らない。どいつもこいつも、「去年の方が引退に近かったんじゃないか」という匂いがすると思うのは私だけですかね。爆。

  そうだ、最後にミカ。
  イタリアからこっち、実はミカに色々と助けられてた気がしないでもないのでお礼を。ブラジルGPでも、予選で凹むよりミカが来てる!の方がインパクトでかかったおかげで傷が最小限で済みましたし。笑。
  “僕らにはレーサーの血が流れてるんだ。”
  いつか、二人が共に走り、戦う姿を、もう一度、たとえ違うカテゴリーででも見ることができるのだとしたら、引退もそう、悪くないなと思った。

2006.10.22.Sun.


  今日くらいは、ミハエルのことだけを考えさせてください。

  もちろん、アロンソおめでとうという気持ちも、まっさんやったぜ!という気持ちもある。でも、トップの言葉しか、今はきちんと言葉になって出てきません。他のドライバーに対する思いはまだまだ時間が残されてるので、割愛。
  鈴鹿のリタイアを呆然と見ながら、どこか奇妙に安堵していた自分がいました。ぎりぎりと砂を噛むような思いで最後のレースを見なくていいんだ、これで解放されたんだと思ったからです。ミハエルの最後のレースをただ単純に楽しんでいいんだ、と許されたようなそんな気持ちになりました。チェッカーの瞬間のみに気を取られたレースは、体力も気力も消耗する上に、レース自体を楽しむ余裕が無いことが多かった私にはある意味、ありがたい計らいでした。
  ブラジルGPのレース前、別ブログに送ったメールのタイトルは「行ってらっしゃい!」でした。

    Title:行ってらっしゃい!
       チェッカーの向こうで、待ってます。
       速く、帰っておいで。

  何度も、もう帰ってきてはくれないのかと腹をくくりました。去り行く背中を見つめることしかできないのかと諦めかけました。
  笑って、お帰りなさいが言えたことが、何より一番嬉しい。リタイアせずに、無事にレースを終えてくれたことだけでも嬉しかったのに、あなたは本当に本当に71周まるごと楽しませてくれました。まさに今、引退しようとしているレーサーが、これほどのものを見せてくれてるんですよね、という森脇さんの言葉を聞いて、本当に本当に誇らしい気持ちになった。これが私の愛したドライバーだよ、と大声で叫び出したくなるほどに。
  最後にして最高の走りを見せてくれてありがとう。最後の瞬間まで、余計なことなんて何も考えられないほどに夢中にさせてくれて、ありがとう。私があなたを応援したのは、あなたの輝かしいキャリアに数えられる年では無かったのかもしれない。あまりにも多くのものを、見逃してきたのかもしれない。
  でも、この2年間、私はいつも1000%、満たされてました。失った多くの時を後悔する暇もないほど、いつも最大級にわくわくしてた。

  楽しかったです。楽しいことばかりじゃなかったけど、それでもものすごく楽しかった。ミハエル=シューマッハーのファンをやってるということは、しんどくて、馬鹿みたいに楽しいことでした。
  ミハエルのラストレースを終えて、思うことは、悪名も栄光もすべて受け止めて、「それでも、私はミハエル・シューマッハーを愛してる」。

2006.10.19.Thu.


  兄貴、現役ラストランに向け、桜莉さんは絶賛体調崩し中です。ぐだぐだだ。こりゃー、ちょっとブラジルGPが終わった後、3日くらいは使い物にならない気がしてきました。去年の最終戦、中国GPの後は素晴らしく四肢から力が抜けてましたから、とてもその比とは思えないほどの脱力が待ってそうで今から楽しみです(ぇ)。
  というか、一年に一度、予防接種したときにだけ体調を崩す女・・・かなり本末転倒だ。今年は、前半にも軽く風邪を引いたものの、ほとんどここ4・5年、まともに熱が出たことが無い。あーあれか、バカは風邪を引かないというやつか!

2006.10.16.Mon.


  桜莉さん、10代最後にしてとうとう、長年のサザエさんシンドロームを克服しました!もうサザエさんを見ても悲しくなりません!週休4日ってすばらしい(しみじみ)。
  ところで、スミス・スコットだかなんだかの手足の長さに驚きました。名前は違うかもしれない(イニシャルでS・Sとメモされております)。フィギュアスケートですね、浅田姉妹にあんみきの出てた大会です。そしてライサチェックを見て、更にびびる。どうしたよ、アメリカ人今回のメンツはえらいルックスの偏差値高いな・・・!ジョニー=ウィアーは言うに及ばず。珍しくロシアロシアしてないプロなので、これ、ロシアで大会やったらちょいとウケが悪いんじゃないかなーと言うのがジョニー君に対する感想でした。そして、やっぱり私はきゅんきゅんする男子はジェフだけだと再確認。サンデュ先輩を見ていると違う意味で楽しいですが。女子は、エミリー=ヒューズの重機っぽい滑りがとりあえず一番印象に残りました。後ね、ニュースでは扱い悪かったですけど、舞ちゃん良かった!なぜか、一番綺麗どころとして騒がれてない浅田舞ちゃんが桜莉さんは一番普通に美しいと思うのでわりに贔屓してます。あんみきは痩せてらっしゃいました(見も蓋も無い感想)。スケートはもっともっと戻ってこれると思うのであんなもんかなーといった感じ。んでもって、真央ちゃんがここ最近普通の注目若手レベルに落ち着こうとしてるのを見てなんとなくニコとか思い出したり。ニコはちょっとクビサにスーパールーキーとしての話題をかっさらわれてしまった感がありますねぇ・・・。別に本人が不振だと騒がれるほどキャリアが無いので何も気にしないでいいと思うけど。
  あーあ、明日は大学だ(水曜日も休みのやつが吐いていい台詞ではない)。

2006.10.15.Sun.


  ニック・ハイドフェルドくん(既に君とか呼ぶほどの若手ではない)(あれだけ表彰台できらきらできるなら別に”君”でもいい気がする)がクビサフィーバーにお冠、というニュースを見て思ったこと。
  いいじゃないか、別に言いたいやつには言わせておけば。あんたは既にルックスで勝っている。
  なんかどっちに対してもえらい失礼な物言いに見えますので(実際、失礼だ)、一応フォローしておくと、クビサの「無駄に上手い」感はとても新人とは思えませんし(なんつーか、こうリカバリーがそんじょそこらのベテランより上手いですよね)、ニックだってもちろんルックス以外にもすばらしいところは多々あるのは解ってますよ。でも、あれだ。F1絶賛食わず嫌い中だった2004年までの私なら絶対この感想しか思いついてない(きっぱり)。
  情が移ると物が言いにくくなるなぁ・・・。その点、シュー兄なんかは情が移りすぎて一周回って「何でも言える」ようになってしまったが。爆。というか、兄貴の場合センチメンタルなことを書こうとか言おうとか思うと、途端に手が止まり、言葉につまるのですが、これってヤグディンにハマった時の感じと似ています(当社比)。ヤグディンは私生活では兄貴の1万倍くらいブラックで更に体力がいった・・・(遠い目)。ちょっと、想像してみてください。キャリアでは「俺様の前を行くやつは一人残らずぶち抜いてやる」というもうこれが貨幣だっから価値が大暴落しているだろう、と思われるほどのモチベーションとハングリー精神に溢れていて、おまけにプライベートでは未成年飲酒やらなんか店壊したやら、警察の御用になったとか、そのようなシューマッハを。ちょっと、心持ち泣きそうじゃないですか(うっすらと微笑みながら)。
  その点、兄貴はサーキットの外では寄付大魔王(何)だったり、金持ちらしからぬ地味な性格だったりでまだ何とかこうバランスが取れてるというか、いや、酒癖が悪いのはどうも同類臭いですが。ついでに微妙に私服が変なことも共通してる気がしますが。

  ついでにスケートつながりで、ジェフリー・バトル君(これは君表記で非常に正しい)のお話。
  高橋@ばんから王子と織田@無駄な血統書付きの日本人(しかも両方年下)、「かわいいと言えば、バトルかな」「なんかいつもカワイイんだよね、リュックとかきゅと持ってて」「そうそう、ほんとかわいい!」というようなことを熱弁されてましたが、あなたは銅メダリストとしてそれで良いのでしょうか。ついでに高橋がどこかでぽろっと言ってた「Tバックとか、外国の選手が穿いてていいな、と思ってちょっと試したい」という衝撃のカミングアウト。その外国人選手が仮にジェフなら、危ないからもっとちゃんと隠せと助言したくてなりません。
  とはいえ、なんとなく同じカナダ人ならサンデュ先輩の方っぽいですが。そして、何度否定してみたところで、「Tバックを穿いてるのはエブゲニー・プルシェンコ様ではないのか」という確信のような仮説が己の中で最有力なのです。なんか穿きこなしてそう、というよりも、普通にキャラがTバックに勝っている気がします。意外にジュベールだったりしたら笑う。その場合、ヤグディン譲りということで良いな(断定)。
  えーっと、フィギュアスケート知らない人は何言ってんのかさっぱりわからないでしょうから、F1サイトのはしくれらしくF1で喩えてみますと、さっきのヤグディン≒シューマッハ説の延長で、ジュベール≒ウェバーです(おい)。だいたいシューマッハー兄貴に対するマーク=ウェバーくらいの感情をジュベールはヤグディンに対して持っているものと思われます。
  この場合、「シューマッハーの負けレースは全て消し、勝利だけをビデオに残していた」まーくんと、「憧れるあまり個人レッスンを捨て身で申し込み、実際しばらくコーチを受けていた」ジュベールと、どちらがよりちょっと同じ世界に住むものとしてもうちょっとどうにか止まらないのかという念に駆られるかというと微妙です。いい勝負だ。笑。最近、まーくんの顎ヲタ度が戻ってきているようなので一概にジュベールの勝ちとも言えないしな。兄貴がリタイアした途端、それまで何のトラブルもなさげだったのに突然連れリタイアかますとか、「今までにないほど穏やかな顔でビールジョッキで飲んでた」とマスコミにリークしただとか、ソロコンでいまだにシュー兄の話題をひっぱり、とうとう「どうも、コリーナ・シューマッハーです!」とMCで言い放った堂本光一君とどちらが公私混同の鬼かわからなくなってきました。
  なんていうか、もうみんな一まとめで「おっさんに翻弄されてる暇があるならそこらへんのカワイコちゃんにでも目移りしてろ」と説教したんでいい気がしてきた。

  そして、2回にいっぺん、無駄に長い日記を書くのはどうかしたほうがいいと思う>自分。

2006.10.14.Sat.


  前々からうっすらと思っていたことではあるんですが、デ・ラ・ロサってわりにかっこいいですよね(誰に同意を求めている)?走りと同じでどうも古くさっ・・・げふっげふっ・・(以下略。えーと、なのでブラジルも出走できるみたいで良かったですねってお話。

  なんだか冬学期になってから異様に休講が多い。それも行ってから20分近く待ちぼうけをくらったあげく「実はー休講でしたー」というパターンが多い(それはあんまうれしくないんです!)。おかげで無駄にあいた時間、図書館で宇津保物語とか読んでしまったりなんかしちゃったりしてる今日この頃ですが、現代語訳のくせに和歌を一つも訳してないのはちょっと不親切にも過ぎると思います。何しろ、源氏物語の何分の一だかのボリュームなのに、和歌はその軽く2倍ほどあるらしい(と書いてあったような気がする)宇津保ちゃんですから、和歌を力強くすっとばして読むといまいち意味がわからなくなるわけです。そして、今更源氏物語の母胎がこの宇津保物語だと知って驚いてる桜莉さんは文系としてどうかと思います。受験で古文も日本史もやったわりに文化史のいろはも知らないなんておまえ何勉強してたんだよ!という気がしないでもないです。だってさー国立は文化史ほとんどきかれないんもんー(見苦しい言い訳)。

2006.10.12.Thu.

  前期、ひやかし程度で取っていたアメリカ文学の講義のレポートを書くため、生まれて初めてレイモンド・カーヴァーとヘミングウェイを読んだのですが、ヘミングウェイはごつごつした印象でちょっとまだ少しいいかなーという感想だった一方で、カーヴァーは結構心惹かれるものがありました。
  カーヴァーって村上春樹の翻訳のイメージが強くて、私は高校時代、村上春樹を毛嫌いしていたため(すみません、超嫌な思い出のある人が愛読してたんです…作風とかは全く関係ない次元のお話)、必然的にカーヴァーも手が出せずにいたわけですが、だからね、ほんとに何も知らなくて、どれくらい知らなかったかというと「何が代表作なのかすら知らなかった」くらいです。
  そんなカーヴァーですが、講義で読むからには目を通さなくてはならないわけで、もちろんアメリカ文学の講義ですから、原典がハンドアウトされるわけですよ。これなら読めるかも、と思ってふんふんと講義中に斜め読みしたのですが(予習していけ)、次第に斜め読みが本気読みになり、ラストのところでは出だしのやる気の無さが嘘のように思わず泣いてたね(講義中にハンカチで口元を覆う変なヤツになりました…)!
  いや、あのラストはいいですよね。押し付けがましくない優しさというのは、本当にいい。そしてシンプルな日常というもののパワーには驚かされるものがあると思っている桜莉さんにはちょっとツボすぎて困ってしまいました。ちなみに、その短編は”A Small, Good Thing”。村上春樹の訳も読みましたが、これもまたいいんだ。カーヴァーを通して村上春樹に入るって何か色々と屈折してる気もしますが。爆。『ノルウェイの森』の上だけは高2のときに読んだことがあったんだけどね。
  思えば、この講義では自分じゃ一生手に取らなかったであろうタイプの小説をたくさん読みました。”Hills like White Elephants”がヘミングウェイで読んだもの。あとは、アレクシーのお父さんがジミヘンがアメリカ国家を歌うのを聞いた唯一のインディアンだったうんぬん、というのもこの講義がなきゃ絶対知り合えなかっただろうなー。わりに、面白かったです。終わってみてから思うと。

  まじめに1限から出たのに、ロシア文学の講義の教授は教授会やら文科省の指導やらへの不満をこれでもかとぶちまけて下さいまして、ちょっとあんた犀川先生?と聞きたくなりましたが、できればロシア文学についてちょっと喋って欲しいと思います。教室移動してまで収容した100人の学生のうち半分以上は寝てるけれども。爆。2限は2限で、イギリス文化の教授は前回無断で休講にしやがりまして、1週間も経つのに「なんかやっぱ体調悪いんでー今日も早めに終わります」と抜かしやがりましたがいい身分だな!それ、学生が同じこといったら「あ、そーはい、1回欠席に1回早退で付けとくから、あ、遅刻・早退は2回で欠席1回ね」と切り捨てられることでしょう。そして風邪引いてるはずなのになぜがんがんに冷房を効かす?おかげで夏日だと浮かれて鉤針編みのボレロを羽織って出かけた桜莉さんとかいう人はすっかり体が冷えちまったらしいです。
  4限の生命科学と法で人の尊厳とは何ぞや?なぜ人だけは異種交配をしてはいけないと言えるのか?という話について無限ループで考えてたら気持ち悪くなってきて、でもその「気持ち悪い」というのは倫理的感傷であるわけで、本当に人と動物をかけることは人間の法的利益を損なっているという法的根拠はあるのか・・・?と問われるともう出口が見えません。感情論とは違う、ということを証明してごらん、と言われたけれど難しくてしょうがない。そもそも人間の尊厳って何よ?クローンのあたりは昔取った杵柄で理論も一応解るし、それなりに意見もあったりするのだけれどもー。クローンがメインだったのにこっちばっかり気になってもう頭ぐるぐるしてました。うー。しかし少年法といい、法と倫理の関係なんて法学部1年にはちょいと難題過ぎると思うんですが(だから発展科目なんだよ)。

  というか、今日の日記は長すぎますね(今更)。
  シュー兄はまた100周以上走りこんでらっしゃるようで何よりです。ブラジルは無で楽しんでくれたら、それでいい。変に焦ったりしないでくれればいいなぁ、と。できれば、勝ってね(小声)!  

2006.10.11.Wed.

  思いつきでリニュってみたのはいいんですが、かなりの見切り発車でいけません。まだそのままだったりするところも多々ありますがぼちぼち直していこうかと。

  本当は鈴鹿について色々と書こうかと思ってPC立ち上げたのですが、ちょっとまだ文字にするほど整理できてないのでね・・・。とはいえ、本当はリタイアの瞬間どころか、鈴鹿始まる前から心の整理はついてたりするんだ、これが。上手く言葉にならないってだけで、すべてのことを受け入れる準備は、とっくの昔にできていた。
  しかし、あの絵は切ないものがあったなぁ・・・。これでAUSのリタイア映像は使われなくなりますかね(そんなことに気をまわさんでもよい)。

2006.10.7.Sat.

  『スズ”キャ”デアイマショウ』
  どうも、ジェンソン・バトンです(嘘)。名乗っておきながらばっちんの明日の予選順位が言えない桜莉さんです(おい)
  へらーりフロントロー独占なのに、アロンソ坊やは5番グリッドなのに、どこかこういまいち私的に盛り上がりにかけるのはまっさんがポールだからなのか、2列目があてにしてよいのかわからないトヨタの2台だからなのか(軽いのか、2人揃って軽いのか・・・!?と邪推をせずにはいられない)はたまたマクの2人が後ろでなんかもたもたしてるせいなのか・・・。えーっと、多分、兄貴がわかりやすいほどに「つまんねぇ」オーラを発散しながらプレカンに臨まれてたのが原因だと思います。まっさんポールでも優勝でも、トルコくらい兄貴がにっこにこしてたら別にもりあがるんですが、今回は完全にPPは分捕ったつもりだったのか、表情が「無」。一瞬シューマッハーのお面つけた別人が座ってんのかと思ったよ。爆。
  そして、個人的に兄貴引退までにもう一度見ておきたかった兄弟プレカン、思わぬところで見られて嬉しかったです。できれば決勝後も2人そろってよろしく。本当に、本当に、ちょっとトヨタがんばれ・・・!
  ところでばっちんの2度目の優勝はやはり遠いと思います。彼は無理をしません。それは人様のためには非常によいことでして、クリーンでもあらせられるわけですが、あっさり譲ってばっかじゃPP以外からは通常の場合勝てねぇじゃねぇか!
  忘れてましたがえびやらもえやらが明日はまた来るのですね。優ちんの「エビは?」という呼び方はいかがなもんかと思う今日この頃ですが、なんかもーどーでもいいです。もういっそのこと直ちんもマッキーも呼んじゃうといい。そんでじゃにーずからもマッチだけじゃなくてこーいちくんも呼んじゃえばいいんだ。それならもはや桜莉は文句を言うまい(壊れたらしいです)。

2006.10.4.Wed.

  お久しぶりです。夢の週休4日制を手に入れた桜莉です。なんだこれは。おまえは本当に1年か、一人だけ4年やってんじゃないのか、とちょっと確認したくなるほどにふざけたスケジュールですけど、本当に週3日登校です。あぁ、大学生ってすばらしい・・・!

  さて、鈴鹿です。こちとらTVの前でがっつり応援するので精一杯なフットワークの重いヤツですので、サーキットに行かれるアクティブな方はお気をつけて楽しんできてください。今から地上波が恐ろしい(考えただけで空笑いが出ます)ですが、レースが始まってさえしまえばこっちのものだと思うので(生放送ではどいつもこいつもわりと静かだ)、開始までに力尽きないよう一週間分の忍耐をためておきたいと思います。


過去の呟き

色々とレイアウトなんかが前のままですが、いやーだってめんどくさくてー。ここまで手回んなくてー(黙れ)。
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